開店までのバタバタの毎日
開店までは色々と試行錯誤の連続で、バタバタしていたんです。
壁紙をスタッフと突貫で貼ったり、レジの機械を導入したり、エアレジの設定をしたり。
鶏肉を量るためのステンレスのバットを買いに走って、
お店の隅のスペースを埋めるためにシックな台をホームセンターで探し回ったり。
突っ張り棒とカーテンで目隠しも作りました。
計量器の電池が単一だと気づいて、百均で個数を数えながら買ったのも今では懐かしい話です。
唐揚げを入れるための耐油の紙袋とビニール袋も買いに行きました。
唐揚げをすくう網の道具はピカピカになるまで磨き、
社長とスタッフで手作りした木製カウンターの上面を、
サンドペーパーで荒い目から細かい目へと、何度も磨き上げました。
水道のレバーをワンタッチ式にするため、蛇口の数だけレバーを百均で買ってきたり、
レシート印刷機の充電器の規格を確認して準備したり、
フライヤーの点火方法をひとつずつチェック。
掃き掃除もこまめにして、外にはタペストリーを吊るしてライトアップ。
手作りのカウンターの上には唐揚げの値段表を置くために、
ちょうどいい額縁を探してきて飾りました。
値段設定は、おつりが細かくならないように切りのいい数字に。
さらに、壁には有名な海外シンガーたちの写真を飾ることに。
額縁を選んで、壁のバランスを見ながらひとつひとつ掛けていきました。
天井から垂れていた使わない電源線もきれいに固定して、
冷凍の鶏肉をどうやってちょうどよく解凍するか試行錯誤。
秘伝のたれに漬けて、粉をまぶして、揚げて、試食。
動線上の衛生にも気を配りながら、ひたすら「おいしい一口」を目指して動いていました。
正直、開店に間に合うのか最後までヒヤヒヤでした。
それでも、「おいしい唐揚げを出したい」という気持ちだけで走り抜けました。






