お茶会ってどんな感じ?
前編で紹介したお茶会の時間は、私自身の生活にも良い変化をもたらしてくれています。
以前は、スペースナナイロでの作業が終わるとすぐに帰宅し、そのまま横になって夕方まで休むことが多かったのですが、この支援を利用するようになってからは休息の時間が短くなり、外で活動できる時間が増えたのです。結果的に生活のリズムも少し整ったように感じています。
また、この1時間は交流の場としても大きな意味があります。普段あまり話すことのなかった利用者さんと会話ができたり、新しい一面を知ることができたりします。時には自分では思いつかないような視点からアドバイスをいただけることもあり、人とのつながりや情報交換の大切さを実感しています。自分から話しかけてみると、皆さん気さくに応じてくださり、そのやり取り自体がストレス解消にもなっています。


さらに最近では、新しい楽しみとしてボードゲームが加わりました。最初は「作業の後に頭を使うのは大変そうだな」と思い、あまり乗り気ではなかったのですが、ゲームに詳しい方が丁寧にルールを教えてくださり、思い切って挑戦してみました。
すると、意外にもとても楽しくて白熱!「ブロックス」というテトリスのような部品を角でつなげていき、自分の部品をなるべく多く盤上に置いていくゲームでは、なんと2回目で1位になることができました。他にもオセロや将棋、チェスなど、様々なボードゲームが用意されています。


こうして振り返ってみると、日中一時支援のお茶会はご家族の休息のためだけでなく、利用者自身にとってもリフレッシュや交流のきっかけ、そして新しい挑戦の場にもなっていると感じています。日々にちょっとした彩りを加えてくれる大切な時間です。

			
			
			
			
			
			
			


